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​Adventure in Wales

ウェールズにアドベンチャーを!

ラグビーワールドカップ2019

11/22/2019

4 コメント

 
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​皆様、お久しぶりでーす!
1年ぶりに投稿するのは正直に少し緊張します。1年間どう過ごしているとかは思っちゃいますね。私の出身国である大好きなウェールズの旅行ポイント、文化、歴史などをもう宣伝する気がないなのかと思われているかもしれません。
でも皆様、ご安心ください!このブログを終わらせる気が全くないですよ!(笑)
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​実はアジア初、「一生一度」のイベント、ラグビーワールドカップ2019の組織委員会で働かせていただいて、とても素敵な体験が出来ましたので、今日は、RWC2019で体験したことについて話させていただきたいと思います。興味ある方はぜひ、読み続けてください!

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RWC2019組織委員会に入社したのは、今年の5月で、公式の肩書は「広報コミュニケーション部のコミュニケーションコーディネーター」です。真っ赤のウェールズジャージ姿の写真を見ると、ウェールズのチームや選手達と接する仕事だと思われるかもしれませんが、実は少し違います。私が担当したのは観戦者向けのコミュニケーションで、SNS、公式サイト、メールマガジンなどを通じて毎日、日英で観戦者の皆様とコミュニケーションを取らせていただきました。

とても大事な仕事で、たまに「私で大丈夫なのかな。。」と思ってしまいましたが、その不安を乗り越えて、今振り返ると、貴重な体験をさせていただいたな~と感謝をもって思います。今まで、フリーランスのライターで記事を書いたり、資料の最終英語チェックをしたりしましたが、広報で働くのは初めてで、一緒に働く皆様のおかげで仕事を想像以上に楽しく出来ました。


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実は初めてラグビーに興味を持ったのはラグビーワールドカップ2019組織委員会に入った後からです。ウェールズ人として大失敗かもしれませんが、子供のころから雪降っても、雨降っても、学校の義務教育でラグビーをさせられたので、学校を卒業したら「2度とラグビーをしない」、「ラグビーはつまらない」とかを周りの人に言ってしまいました。
ウェールズチームはどんだけラグビーに強いかと関係なく、全くラグビーをフォローしないと決めてしまいました。

​大好きなウェールズを日本人の皆様に宣伝するなら、ラグビーではなくて、歴史と素敵な旅行スポットなどの情報を通じて宣伝すればいいと長い間思ってしまいました。でも、やはりそれは違うと最近気が付いてきました。なぜなら、すべてのラグビーワールドカップ2019の試合を見ること、周りのラグビーファンや元ラガーマンである仕事の仲間と語ること、情熱を持って一所懸命国のチームを応援するファンと出会うこと、ウェールズみたいな小さな国のチームを3位決定戦でラグビー王国のニュージーランドチームと戦うのを見ることによってラグビーというスポーツを好きになって、ウェールズ人にとって大事なラグビーのことも通じて日本人にウェールズを宣伝したくなりました。

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でも、好きになりましたというのは違うかもしれない。「好きになった」というより、「やっとラグビー分かった!」と思った瞬間があって、子供のころに雪の中にラグビーをさせられた理由も理解してきました。

寒くて寒くてもう外でラグビーをやりたくない、教室の中に戻りたいと文句を言った時に先生に「あともう少しいよう」といつも言われました。あの時、先生のわがままだと勝手に思ってしまったかもしれませんが、やはり今考えたら「我慢」を教えようとしてくれたと思います。

試合終了後には相手チームに拍手をしないといけない、おかしいルールもありました。「負けたのに。。」とか「拍手する気がない」と何回も言ってしまいましたが、結局拍手をさせられました。あの時また先生はおかしいと思ってしまいましたが、今考えたら「リスペクト」を教えようとしてくれたと思います。そして、ボールを持って走りながらタックルされそう時、「パス!パス!」を叫んでいる先生に「いやだ!いける!」などわがままなことを言ってしまった記憶もあります。サッカーが大好き私にボールをパスするように言われたくなかった。私はサッカーでいつもセンターをプレイして、パスをせずにゴールをしようとしたタイプでした。ボールをパスされたら、周りが見えなくなって、ゴールしか見えなかったから、パスなんてしない、一人でゴール出来ると思って、成功した時はあったけど、失敗した時もたくさんありました。
​「何でチームのために頑張ったのに先生は起こっているの?」とラグビーの試合終了後に思ってしまいました。でも、ラグビーはサッカーと違って、とても危なくて全力でファイトするスポーツなので、ボールをパスしてチームメイトを信頼しないといけない文化はあると気が付いてきました。ラグビーを2度としない、フォローしないと言ってしまった私はやっと先生の教えとラグビーの意味を今の年で分かってきました。「我慢」、「リスペクト」と「信頼」が私にとってのラグビーの意味になりました。ラグビーワールドカップ2019組織委員会で過ごした時間のおかげでとても大事なことに気が付いてきて、これから私生活にこの3つのポイントを考えながら続きたいと思います。

皆様はどうでしょうか?皆様にとってラグビーの意味は何でしょうか?コメントでぜひ、教えて下さい。皆様のラグビーワールドカップ2019の体験もとても聞きたいと思いますので、ぜひそれについても下で話しましょう!
将来には日本でまたラグビーワールドカップが開催されますように。
​
最後まで読んでくれてありがとうございます。またよろしくお願いいたします。

アビー

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4 コメント
Koba
11/23/2019 11:54:13 am

今晩、初めて読ませていただきました
30年以上もラグビーを中心にして、ウェールズに関心を持ってますよ!
カーディフにあったアームズパーク競技場!
今のミレニアムスタジアム!
亡くなられたダイアナ皇太子妃が、プリンセスオブウェールズであったこと
ロンドンから見て、西に位置してること
間違えているかも知れませんが、昔、鉄鋼業が盛んで、その労働者からラグビーが広がっていったこと
素晴らしい、国歌

今回、ウェールズでは、授業にラグビーがあることを知りました!
凄いですね

ワールドカップでは、関西ではウェールズの試合がなかったので、ウェールズチームを観戦出来ず残念でした

最後に、ワールドカップのお仕事、お疲れ様でした
ウェールズチームは素晴らしいチームでしたよ

返信
tats
11/23/2019 04:00:30 pm

WalesのAnthemがとても綺麗で、聴いているだけで胸にこみ上げるものがありましたよ。南アフリカ戦では一緒に歌いました!

ワールドカップ、日本チームがOne Teamを掲げてましたが、すべてのチームがOne Teamで素晴らしい大会になったと感謝しています。

ありがとうございました。そして、お疲れさまでした。

返信
Yuki
11/24/2019 12:38:54 am

素敵な文章ですね。アビーさんの素直な心が顕れ、爽やかな気持ちにさせてくれます。4年前に出会ったBBCのカメラマンをしていたアレンさんも人生に残る素敵な人で、ウェールズの人たちは皆パーフェクトです。オールブラックスとの三位決定戦の前々日に聴いた講演でもそのことが確認できました。CWニコルさんも良かったです。ヴェールの出場したCL決勝を観に行ったことがありますが、アビーさんの記事を読んで、また、カーディフにラグビーを観に行きたくなりました。

返信
hiromi
1/19/2020 09:01:43 am

初めまして。
実は私もラグビーワールドカップのボランティアをさせて頂き、ラグビーに夢中になり、イギリス人の友人がウェールズ出身と聞き、「どんな所だろう?」と興味を持ち色々調べていたらアビーさんのブログに出会いました。いつか訪れてみたいと思っています。情報、楽しみにしています。

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    はじめまして!アビーです・私は日本に滞在しているウエールズ人の女子です!日本人の皆様にウエールズのことについて知っていただきたいことがたくさんありますのでこのブログを始めました。
    ​どうぞよろしくお願いします。

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